王者を倒した男たち!Oリーグ 男子団体
第四試合場のOリーグは、前回王者を倒した男たちがいる組である。静岡県代表の浜名は、令和8年度の県予選決勝で前回・第72回インターハイ男子団体優勝校の磐田東を破って出場を決めた。そこに北信越大会王者で男女の団体・個人という全4区分に出場する富山北部、大阪から連続出場を果たした清明学院が加わる。3校総当たりで各校2試合、決勝トーナメントに進めるのは1校のみ。
この組の3校
- 浜名静岡県男子団体男子個人男子個人: 山本 悠生選手(3年)
- 清明学院大阪府男子団体女子個人女子個人: 十河 杏選手(3年)
- 富山北部富山県男子団体女子団体男子個人女子個人男子個人: 佐藤 太陽選手(3年)、八重﨑 蓮斗選手(3年) / 女子個人: 奥村 望乃果選手(3年)、太田 わかば選手(3年)
突破した1校は決勝トーナメント1回戦でPリーグの勝者(東福岡(福岡)、惺山(山形)、甲府商業(山梨))と対戦します。
みどころ
3校総当たり・突破は1校
予選リーグは3校による総当たりで、各校が2試合を戦う。団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人制で、勝者数、並んだ場合は取得本数で優劣を決する。前回大会の公式速報でも「3(6)-1(2)」のように勝者数と本数が併記された。決勝トーナメントに進めるのは各リーグ1校だけで、2試合のうち1つでも取りこぼせば夏が終わる。Oリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でPリーグの勝者と対戦する。
前回王者・磐田東を倒して来た浜名
このリーグ、いや今大会全体で最も語られるべき事実がここにある。2025年の第72回インターハイ(広島)で男子団体を初制覇したのは静岡県の磐田東だった。しかしその磐田東の名前は、今大会の出場校にない。令和8年度の静岡県予選の男子団体決勝で、磐田東を破って優勝したのが浜名だからである。全国の頂点に立ったチームを、その県の予選で止めた——それが浜名という県立高校である。男子個人には山本悠生選手(3年・二段)が出場し、Let's Kendoは東海個人二位の野田選手が大将としてチームを支えると伝えている。
裁縫女塾から始まった県立校・浜名
浜名高等学校は浜松市浜名区西美薗にある静岡県立の高校で、遠州鉄道・遠州小林駅から徒歩3分。1913年に「北浜裁縫女塾」として創立され、1947年に北浜高等女学校と笠井高等女学校が合併、翌1948年に現在の浜名高等学校となった。1962年に現在地へ移転している。全日制・定時制ともに普通科のみ。校訓は「志 はるかなれこそ 若き日を かくこそ惜しめ」。特別な剣道の学科やコースを持つわけではない県立の普通科高校が、前回王者を倒して奈良にやって来た。
北信越王者・富山北部は全4区分出場
富山市蓮町の富山県立富山北部高等学校は、Let's Kendoが「北信越王者」と伝える北信越地区の代表格。今大会は男子団体・女子団体・男子個人・女子個人という全4区分に出場し、男子個人に佐藤太陽選手と八重﨑蓮斗選手、女子個人に奥村望乃果選手と太田わかば選手を送り込む。ルーツは1916年の東岩瀬町立東岩瀬実業補習学校で、現在の形での創立は1948年9月1日の高校統合による。2020年4月に県立水橋高等学校と再編統合し、新しい富山北部高等学校として開校した。普通科(体育コースを含む)のほか、くすり・バイオ科、情報デザイン科を置く。
「強くあれ 正しくあれ 優しくあれ」——清明学院
大阪市住吉区墨江の私立・清明学院高等学校は、1941年に大阪住吉女学校として設立され、1944年に商業学校、1946年に高等女学校と姿を変え、1948年の学制改革で住吉学園高等学校となった。2000年に男女共学化と同時に現校名へ改称している。校訓は「強くあれ 正しくあれ 優しくあれ」で、学校は「ひとから必要とされるひとに」を掲げる。今大会は男子団体と女子個人(十河杏選手)に出場し、Let's Kendoは大阪からの連続出場と伝えている。剣道部の全国大会実績を記した公式ページは確認できなかった。
王者を倒した男たちの、次の相手
Oリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でPリーグの勝者と対戦する。そのPリーグにいるのが、1957年の第4回インターハイで男子団体を制した甲府商業(山梨)と、この春の全国高等学校剣道選抜大会で準優勝した東福岡(福岡)である。前回王者・磐田東を県予選で倒した浜名と、69年前の全国王者・甲府商業。あるいは春の全国二位・東福岡。どの組み合わせになっても、Oリーグの勝者が最初にぶつかる相手は、全国の重みを背負ったチームになる。
実況中継「王者を倒した男たち!Oリーグ 男子団体」
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
堂島 厳
剣持 翔
出場校・選手へのエール
浜名、富山北部、清明学院——Oリーグの三校へ。県予選の決勝を勝ち上がって奈良に立つ浜名と山本悠生選手。全四区分に富山の名を背負い、佐藤太陽選手・八重﨑蓮斗選手が並ぶ富山北部。強くあれ、正しくあれ、優しくあれを胸に大阪から来た清明学院と十河杏選手。ここに至るまでの道のりは三校三様ですが、床に立てば同じ一本を追う剣士です。総当たりで二校は初日に去ります。それでも、その二試合のために費やした何百日は誰にも奪えません。積み上げてきたものを、そのまま出しきってください。
名前の出ていない選手・部員へ
浜名が県予選の決勝で示した力は、五人だけで積んだものではありません。富山北部は男女の団体・個人という全四区分に挑みますが、その稽古を支えたのは番付に載らない部員たちです。清明学院で強くあれ正しくあれ優しくあれを胸に、選ばれなかった悔しさごと道場に通い続けた仲間もいます。打たせ役、記録係、マネージャー、そして引退した先輩。五人の外にいた時間も、同じ長さの三年間です。三校が奈良の床に立てるのは、その全員がいたからです。
学校概要
浜名
- 正式名称
- 静岡県立浜名高等学校
- 読み
- はまな
- 設置区分
- 静岡県立(公立)
- 所在地
- 静岡県浜松市浜名区西美薗2939-1(遠州鉄道 遠州小林駅から徒歩3分)
- 沿革
- 1913年に北浜裁縫女塾として創立。1947年に北浜高等女学校と笠井高等女学校が合併し、1948年に現在の浜名高等学校となった。1962年に現在地へ移転、1996年に新校舎が竣工した。
- 校訓・理念
- 校訓は「志 はるかなれこそ 若き日を かくこそ惜しめ」
- 学科
- 全日制課程 普通科、定時制課程 普通科
- 剣道部
- 令和8年度の静岡県予選の男子団体決勝で、前回(第72回)インターハイ男子団体優勝校の磐田東を破って優勝し、インターハイ出場を決めた。男子個人は山本悠生選手(3年・二段)。Let's Kendoは東海個人二位の野田選手が大将としてチームを支えると伝えている。学校公式の剣道部実績ページは確認できなかった。
- 備考
- 「はまな」。静岡県の私立・浜松学院や磐田東とは別の学校
清明学院
- 正式名称
- 清明学院高等学校
- 読み
- せいめいがくいん
- 設置区分
- 私立(男女共学)
- 所在地
- 大阪府大阪市住吉区墨江2丁目4番4号
- 沿革
- 1941年4月に大阪住吉女学校として設立。1944年に商業学校、1946年に高等女学校へ改称し、1948年の学制改革で住吉学園高等学校となった。2000年に男女共学化と同時に現在の清明学院高等学校へ改称した。
- 校訓・理念
- 校訓は「強くあれ 正しくあれ 優しくあれ」。学校は「ひとから必要とされるひとに。〈強く、正しく、優しく生きる力。〉」を掲げる
- 学科
- 普通科単科(文理特別進学コース・看護医療系特別進学コース・普通コース)
- 剣道部
- 令和8年度の大阪府予選を勝ち抜き男子団体でインターハイ出場。Let's Kendoは「大阪から連続出場を果たした清明学院」と伝えている。今大会は男子団体と女子個人(十河杏選手・3年・二段)に出場する。剣道部の全国大会実績を記した学校公式ページは確認できなかった。
- 備考
- 旧称は住吉学園高等学校。前身は大阪住吉女学校
富山北部
- 正式名称
- 富山県立富山北部高等学校
- 読み
- とやまほくぶ
- 設置区分
- 富山県立(公立)
- 所在地
- 富山県富山市蓮町四丁目3番20号
- 沿革
- 1916年の東岩瀬町立東岩瀬実業補習学校を起源とし、1948年9月1日の高等学校統合により設立。2020年4月に富山県立水橋高等学校と再編統合し、新しい富山県立富山北部高等学校として開校した。
- 校訓・理念
- 校訓は「信義、敢為、自治、心を極め道を拓く」(2021年5月31日に水橋高校から継承)
- 学科
- 普通科(体育コースを含む)、くすり・バイオ科、情報デザイン科
- 剣道部
- Let's Kendoは「北信越王者・富山北部」と伝えている。今大会は男子団体・女子団体・男子個人・女子個人の全4区分に富山県代表として出場。男子個人は佐藤太陽選手と八重﨑蓮斗選手、女子個人は奥村望乃果選手と太田わかば選手。学校公式の剣道部実績ページは確認できなかった。
- 備考
- 2020年に水橋高校と再編統合した新しい体制の富山北部高校
・全国高校総体剣道大会 公式サイト(大会速報) ↗
・Let's Kendo 【組合せ】8/2〜5 第73回全国高校剣道大会・奈良インターハイ2026 ↗
・Wikipedia 全国高等学校剣道大会(インターハイ 歴代成績) ↗
・Wikipedia 静岡県立浜名高等学校 ↗
・Wikipedia 清明学院高等学校 ↗
・清明学院高等学校 公式サイト ↗
・Wikipedia 富山県立富山北部高等学校 ↗
・Notion 出場校ライブラリ 浜名高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 清明学院高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 富山北部高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・第72回全国高等学校剣道大会(2025広島) 大会速報 ↗
どの事実がどの出典によるか
- リーグ編成(浜名・清明学院・富山北部)、第四試合場、各校の個人戦出場者、決勝トーナメントでのO対Pの対戦は data/2026/league_briefs.json および data/2026/kumiawase.json(公式PDF由来)
- 『注目の静岡からの出場を決めた浜名、東海個人二位の野田が大将』『大阪から連続出場の清明学院』『北信越王者・富山北部』は Let's Kendo の奈良インターハイ組合せ記事のみどころ欄
- 浜名が令和8年度静岡県予選の男子団体決勝で磐田東を破って出場を決めたことは Let's Kendo の同記事および Notion 校別ページ
- 磐田東が2025年の第72回全国高等学校総合体育大会剣道競技で男子団体初優勝を果たしたことは Wikipedia『全国高等学校剣道大会』の歴代成績表
- 各校の校名の読み・出場区分は Notion『2026インターハイ 剣道 出場校ライブラリ』の校別ページ
- 浜名の創立沿革(1913年 北浜裁縫女塾)・所在地・学科・校訓は Wikipedia
- 清明学院の創立沿革・学科・校訓「強くあれ 正しくあれ 優しくあれ」は Wikipedia、理念の表現は同校公式サイト
- 富山北部の起源(1916年 東岩瀬実業補習学校)・1948年統合設立・2020年の水橋高校との再編統合・学科・校訓は Wikipedia
- Pリーグの甲府商業が1957年の第4回インターハイで男子団体優勝であること、東福岡が全国選抜二位であることは Wikipedia『全国高等学校剣道大会』および Let's Kendo
- 団体戦の5人制および勝者数(本数)による判定は、2025年広島大会の公式速報サイトのスコア表記(例: 3(6)-1(2))に基づく
- 選手名の読みは未確認のため、ふりがなは付していない
- ※大会前のため、試合の攻防・勝敗・順位は一切記述していない。組合せから読み取れる事実と既報の実績のみ
- ※決勝トーナメント1回戦の対戦相手は、両リーグの突破校が決まって初めて確定する
- ※浜名・清明学院・富山北部はいずれも剣道部の全国大会実績を記した公式ページを確認できず、確認できた事実のみを記載している
※実況・解説の掛け合いは、上記の事実に基づいて構成したAI演出コンテンツです。大会前のため試合の攻防・勝敗は一切描写していません。読み・表記に誤りがあればご容赦ください。