死のIリーグ!男子団体
第三試合場のIリーグは、インターハイ29回出場の古豪・育英(兵庫)、開催地・奈良の名門である奈良大附属、そして1959年のインターハイ男子団体優勝校・小牛田農林(宮城)が同居した今大会屈指の激戦区。3校総当たりで各校2試合を戦い、決勝トーナメントに進めるのは1校のみ。全国の頂点を知る3校が、初日で2校消える組に押し込められた。
この組の3校
- 育英兵庫県男子団体男子個人男子個人: 菅 倫太朗選手(3年)、神澤 恵佑選手(3年)
- 奈良大附属奈良県男子団体女子団体男子個人女子個人男子個人: 社頭 葵選手(3年)、木村 瑠汰選手(3年)、新垣 匠司選手(3年) / 女子個人: 成田 茜子選手(3年)、村本 紅葉選手(2年)
- 小牛田農林宮城県男子団体女子団体男子個人女子個人男子個人: 丹野 蒼斗選手(3年) / 女子個人: 佐々木 カンナ選手(3年)
突破した1校は決勝トーナメント1回戦でJリーグの勝者(京都工学院(京都)、秋田商(秋田)、佐久長聖(長野))と対戦します。
みどころ
3校総当たり・突破は1校
予選リーグは3校による総当たりで、各校が2試合を戦う。団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人制で、勝者数、並んだ場合は取得本数で優劣を決する。前回大会の速報でも「3(6)-1(2)」のように勝者数と本数が併記された。決勝トーナメントに進めるのは各リーグ1校だけで、2試合のうち1つでも取りこぼせば夏が終わる。突破した1校は決勝トーナメント1回戦でJリーグの勝者と対戦する。
全国王者を知る3校
このリーグの異様さは、3校すべてが全国の頂点に手が届く位置にいることにある。育英は全国高等学校剣道選抜大会で優勝1回、国民体育大会でも優勝1回。小牛田農林は1959年の第6回インターハイ男子団体を制した優勝校。奈良大附属もインターハイ準優勝2回、2025年の全国選抜3位という実績を持つ。他のリーグであれば決勝トーナメントで顔を合わせるような3校が、大会初日に総当たりで潰し合う。
地元の雄・奈良大附属
奈良市の私立・奈良大学附属高等学校は、学校公式サイトによればインターハイ49年連続出場、県予選は16年連続優勝を数える全国屈指の伝統校。2025年3月の全国高等学校剣道選抜大会では第3位に入った。今大会は男子団体・女子団体・男子個人・女子個人という全4区分に出場する開催地の名門で、男子個人には社頭葵選手・木村瑠汰選手・新垣匠司選手の3人が名を連ねる。校訓は「努力が天才なり」、正強精神として「正しく強く」を掲げる。
兵庫の個人2枠を独占した古豪・育英
1899年創立、神戸市長田区の私立・育英高等学校は、インターハイ29回出場・準優勝2回・3位5回、全国選抜21回出場・優勝1回・準優勝2回・3位5回、国体優勝1回を誇る古豪。部員は35名で「本気で日本一を目指して活動」を掲げる。今大会では兵庫県の男子個人2枠を菅倫太朗選手と神澤恵佑選手で独占した。神澤選手は兵庫県のインターハイ予選個人戦を制している。建学の理念は「各有能(おのおののうあり)」。
67年前の王者・小牛田農林
宮城県美里町の県立農業高校・小牛田農林は、1959年の第6回インターハイ(熊本)で男子団体を制した優勝校である。当時の決勝の相手は秋田商業だった。今大会は東北大会三位で、男子団体・女子団体・男子個人・女子個人の全4区分に宮城県代表として出場する。男子個人には丹野蒼斗選手、女子個人には佐々木カンナ選手。2025年は県総体で男女とも団体優勝を果たしており、部の目標には今も「全国優勝」を掲げる。
67年越しの再戦があるか
Iリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でJリーグの勝者と対戦する。そのJリーグにいるのが秋田商——1959年のインターハイ決勝で小牛田農林に敗れた、まさにその相手である。もし小牛田農林と秋田商がそれぞれのリーグを勝ち抜けば、67年の時を越えて決勝の顔合わせが決勝トーナメント1回戦で再現されることになる。Jリーグには他に秋田商と同じ東北勢を破ってきた京都工学院、佐久長聖も控える。
実況中継「死のIリーグ!男子団体」
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
堂島 厳
剣持 翔
出場校・選手へのエール
育英、奈良大附属、小牛田農林——このIリーグは、どこか一校が主役の組ではありません。神戸から来る菅倫太朗選手と神澤恵佑選手が積み上げた稽古、地元・奈良で社頭葵選手・木村瑠汰選手・新垣匠司選手が背負う連続出場の歳月、宮城の県立農林から丹野蒼斗選手が受け継ぐ古い誇り。どれも比べようのない重さです。総当たりである以上、二校は初日に奈良を去ります。それでも、この舞台に立つまでに費やした朝と夜は誰にも消せません。勝ち負けの前に、積み上げてきたものを一本一本に出しきってください。三校の夏に、心からの拍手を。
名前の出ていない選手・部員へ
名前が呼ばれるのは、個人戦に出る数人だけです。けれど育英の三十五人の部員、奈良大附属で長い連続出場を継いできた先輩と後輩、小牛田農林で美里町の道場に通い続けた仲間たち——先鋒から大将までの五人も、番付に載らない部員も、マネージャーも、同じ稽古の中で汗を流してきました。代表がこの床に立てるのは、毎日面を打たせ、時間を計り、防具を運んだ人がいたからです。名前の出ない全員に、この夏の一本を分けてください。
学校概要
育英
- 正式名称
- 育英高等学校
- 読み
- いくえい
- 設置区分
- 私立(男女共学)
- 所在地
- 兵庫県神戸市長田区長尾町2丁目1-15
- 沿革
- 1899年創立。1902年に「私立神戸育英義塾」と改称し、1915年に「私立甲種育英商業学校」を設立。1983年に剣道場・柔道場を備えた第2体育館兼小講堂が完成した。
- 校訓・理念
- 建学の理念は「各有能(おのおののうあり)」。スローガンは「未来を育む、心を育てる。」
- 学科
- 普通科(2025年度から全コースを再編)
- 剣道部
- 部員35名(3年10名・2年15名・1年10名)。インターハイ29回出場(準優勝2回・3位5回)、全国高等学校剣道選抜大会21回出場(優勝1回・準優勝2回・3位5回)、国民体育大会優勝1回。「本気で日本一を目指して活動」を掲げる。2023年6月の兵庫県高体連大会では決勝で関西学院を1-0で破り3年連続30回目の団体優勝。
- 備考
- 埼玉県の育英学園高等学校とは別の学校
奈良大附属
- 正式名称
- 奈良大学附属高等学校
- 読み
- ならだいふぞく
- 設置区分
- 私立(男女共学)。奈良大学の附属校で、同大学への内部進学制度がある
- 所在地
- 奈良県奈良市秋篠町
- 沿革
- 1925年(大正14年)6月、勤労青年のための夜間中学として南都正強中学校が奈良県生駒郡都跡村の薬師寺境内に設立されたことに始まる。1948年の学制改革で奈良県正強高等学校となり、1957年に男女共学化。
- 校訓・理念
- 建学の精神「正しく強く生きる」(正強精神)。校訓「努力が天才なり」
- 学科
- 普通科(特進コース・文理コース・標準コース)
- 剣道部
- インターハイ49年連続出場(通算44回)、春の全国選抜22年連続出場(通算29回)。県のインターハイ予選は16年連続44回優勝。全国大会で準優勝2回・第3位4回・ベスト8を11回。2025年3月の全国高等学校剣道選抜大会で第3位。女子も県大会47連覇・総合優勝96回を数え、インターハイでベスト8を4回。
- 備考
- 今大会の開催地・奈良県の出場校
小牛田農林
- 正式名称
- 宮城県小牛田農林高等学校
- 読み
- こごたのうりん
- 設置区分
- 宮城県立(男女共学)
- 所在地
- 宮城県遠田郡美里町牛飼字伊勢堂裏30
- 沿革
- 1882年に私立養蚕伝習所として発足し、1888年に遠田郡立養蚕伝習所となる。1910年に県へ移管され、1948年の学制改革で現在の高等学校となった。1997年の学科再編で農業技術科と総合学科を設置。創立記念式典は10年ごとに10月12日に行われる。
- 学科
- 農業技術科(農業科学コース・農業土木コース)、総合学科(自然科学系列・人文社会系列など)
- 剣道部
- 1959年の第6回インターハイ(熊本)で男子団体優勝。決勝の相手は秋田商業だった。伝統的に武道系の部活動で実績があり、相撲部・柔道部も全国大会出場歴を持つ。2025年は県総体で男女とも団体優勝、県新人大会で男子団体2位・女子団体優勝。部の目標に「全国優勝」を掲げる。
- 備考
- 略称は「農林」または「小牛田農林」。「小牛田」は「こごた」と読む
・全国高校総体剣道大会 公式サイト(大会速報) ↗
・Let's Kendo 【組合せ】8/2〜5 第73回全国高校剣道大会・奈良インターハイ2026 ↗
・Notion 出場校ライブラリ 育英高校(兵庫)剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 奈良大附属高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 小牛田農林高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・育英高等学校 歴史・沿革 ↗
・育英高等学校 剣道部 ↗
・奈良大学附属高等学校 男子剣道部 ↗
・奈良大学附属高等学校 女子剣道部 ↗
・奈良新聞デジタル U-18応援プロジェクト 奈良大学附属高校 男子剣道部 ↗
・Wikipedia 奈良大学附属高等学校 ↗
・Wikipedia 宮城県小牛田農林高等学校 ↗
・宮城県小牛田農林高等学校 剣道部 ↗
・宮城県小牛田農林高等学校 学科案内 ↗
・剣道日本 兵庫県インターハイ予選結果 ↗
・BUSHIZO インターハイ剣道 団体 歴代優勝校まとめ ↗
・第72回全国高等学校剣道大会(2025広島) 大会速報 ↗
どの事実がどの出典によるか
- リーグ編成(育英・奈良大附属・小牛田農林)、第三試合場、各校の個人戦出場者、決勝トーナメントでのI対Jの対戦は data/2026/kumiawase.json(公式PDF由来)
- 『注目のリーグ』『東北大会三位の小牛田農林』など各校の位置づけは Let's Kendo の奈良インターハイ組合せ記事のみどころ欄
- 各校の正式名称・設置区分・所在地・出場区分は Notion『2026インターハイ 剣道 出場校ライブラリ』の校別ページ
- 奈良大附属と小牛田農林が男女の団体・個人の全4区分に出場することは Notion 校別ページおよび kumiawase.json で相互確認
- 育英の創立年・理念・沿革は同校公式サイトの歴史・沿革ページ。剣道部の全国大会実績(インターハイ29回出場・準優勝2回、全国選抜優勝1回、国体優勝1回)と部員数は同校剣道部ページ
- 奈良大附属の連続出場記録・全国成績は同校公式サイトの男女剣道部ページと奈良新聞デジタル。創立沿革(1925年・南都正強中学校)はWikipedia
- 小牛田農林の1959年第6回インターハイ男子団体優勝(決勝の相手は秋田商業)はWikipediaおよび高校剣道の歴代優勝校一覧。近年の成績と部の目標は同校剣道部ページ。沿革・学科は同校公式サイトおよびWikipedia
- 神澤恵佑選手の兵庫県予選個人優勝は剣道日本の予選結果記事
- 団体戦の5人制および勝者数(本数)による判定は、2025年広島大会の公式速報サイトのスコア表記(例: 3(6)-1(2))に基づく
- 校名の読みは Notion 出場校ライブラリの読み方欄。選手名の読みは未確認のため音声では姓のみ読む運用とする
- ※大会前のため、試合の攻防・勝敗・順位は一切記述していない。組合せから読み取れる事実と既報の実績のみ
- ※『67年越しの再戦』は両校がそれぞれのリーグを突破した場合に成立する可能性の話であり、対戦が確定したものではない
※実況・解説の掛け合いは、上記の事実に基づいて構成したAI演出コンテンツです。大会前のため試合の攻防・勝敗は一切描写していません。読み・表記に誤りがあればご容赦ください。