王者の名を背負う!Pリーグ女子団体
第四試合場のPリーグには、前回大会の男子団体王者の名前がある。静岡の私立・磐田東は2025年の第72回大会(広島)で男子団体を初制覇したが、今大会は男子団体に出場していない。静岡県の男子団体代表は浜名で、磐田東は女子団体・男子個人・女子個人という形で奈良に乗り込む。同組には男女の団体・個人の全4区分に出場する大分の明豊、玉竜旗を三度制した歴史を持つ長崎の県立進学校・長崎東が入った。3校総当たりで各校2試合、突破は1校のみ。勝者は決勝トーナメント1回戦でOリーグの勝者と対戦する。
この組の3校
- 磐田東静岡県女子団体男子個人女子個人女子個人: 田中 萌心選手(2年)
- 明豊大分県男子団体女子団体男子個人女子個人女子個人: 渡邊 愛菜選手(3年)
- 長崎東長崎県女子団体
突破した1校は決勝トーナメント1回戦でOリーグの勝者(共愛学園(群馬)、左沢(山形)、高山西(岐阜))と対戦します。
みどころ
3校総当たり・突破は1校
予選リーグは3校による総当たりで、各校が2試合を戦う。Wikipedia「全国高等学校剣道大会」の大会規定によれば、団体戦は3チーム1組のリーグ戦を行い、各組上位1チーム・計16チームが決勝トーナメントに進出する。チーム勝点・勝者数・取得本数がいずれも並んだ場合は代表戦で決着をつける。団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人制。Pリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でOリーグ(共愛学園・左沢・高山西)の勝者と対戦する。
前回王者の名が、男子団体にない
Wikipedia「全国高等学校剣道大会」の歴代優勝校一覧によれば、2025年の第72回大会(広島)の男子団体を制したのは磐田東(静岡)で、同校にとって初優勝だった。ところが今大会、男子団体の出場48校に磐田東の名前はない。静岡県の男子団体代表は浜名(男子Oリーグ)である。Notionの校別ページによれば、磐田東は静岡県予選の決勝で浜名に敗れ、男子団体での連覇はならなかった。前回王者の看板を背負って奈良に立つのは、女子団体・男子個人・女子個人に出場する磐田東の面々ということになる。
「中庸の道」を掲げる磐田東
静岡県磐田市見付の私立・磐田東高等学校は1959年開校、2003年に中学校を開校して併設型の中高一貫校となった。校訓は中国古典『中庸』に由来する「中庸の道」で、「中」は正しく偏らないこと、「庸」は常に変わらないことを意味する。高校には特別選抜コース・総合進学コース・未来探求コースの3コースを置く。サッカーの名門としても知られ、FCバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝選手らを輩出している。今大会の個人戦は男子個人に冨樫遵乃介選手(3年・三段)、女子個人に田中萌心選手(2年・三段)。
全4区分を送り込んだ明豊
大分県別府市野口原の私立・明豊高等学校は、1908年4月12日に豊州女学校として開校したことに始まり、2001年に別府大学附属高等学校を運営していた学校法人別府大学と、明星中学・高等学校を運営していた学校法人明星学園の合併によって現在の形になった。普通科(特別進学クラス・高大連携クラス・体育専攻クラス)、衛生看護科、通信制普通科を置く。今大会は男子団体・女子団体・男子個人・女子個人の全4区分に大分県代表として出場する(男子団体はKリーグ)。女子個人は渡邊愛菜選手、男子個人は伊藤光佑選手と矢野昊雅選手。
玉竜旗を三度制した進学校・長崎東
長崎県長崎市立山の県立・長崎東高等学校は、1948年11月1日に長崎中学校・長崎高等女学校・瓊浦高等学校・長崎市立高等女学校の4校が統合されて誕生した。1976年に立山地区へ移転、2004年に中学校を併設して中高一貫校となり、普通科と国際科(2015年新設)を置く。校訓は制定しておらず、スローガンとして「ここに集え!憧れを抱く者 志に燃える者 ともによき世を創るために」を掲げる。剣道では玉竜旗高校剣道大会の男子で1970年・1972年・1980年に優勝している。
決勝トーナメント1回戦で「元王者対決」があるか
Pリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でOリーグの勝者と対戦する。そのOリーグにいるのが左沢(山形)——1992年と1998年の二度、インターハイ女子団体を制した元王者である。前回大会の男子団体を制した磐田東と、女子団体の元王者・左沢。両校がそれぞれのリーグを突破すれば、種目こそ違えど「全国の頂点を知る学校」同士が女子団体の決勝トーナメント1回戦で顔を合わせることになる。もっともPリーグには全4区分の明豊、玉竜旗3度の長崎東も控えている。
実況中継「王者の名を背負う!Pリーグ女子団体」
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
藤堂 大地
藤堂 大地
藤堂 大地
藤堂 大地
堂島 厳
剣持 翔
出場校・選手へのエール
磐田東、明豊、長崎東。前回大会の男子団体王者の看板を女子が背負って立つ磐田東には田中萌心選手・冨樫遵乃介選手、全4区分に代表を送った明豊には渡邊愛菜選手・伊藤光佑選手・矢野昊雅選手、そして玉竜旗を三度制した歴史を持つ長崎東が、県立進学校として長崎の名を背負います。看板の大きさも学校の色も違いますが、この試合場に立つまでに流した汗の量に、上下はありません。突破は1枠。それでも、この夏に懸けてきた稽古は誰にも否定できない。悔いのない二戦を、思いきり。
名前の出ていない選手・部員へ
磐田東が昨夏に手にした男子団体の優勝旗は、道場に残っています。その旗の下で稽古してきた部員全員が、今年の女子団体の背中を押しています。明豊は男女の団体・個人に代表を送りましたが、その選考の裏には選ばれなかった部員がいました。長崎東が掲げる「日本一の学校づくり」も、剣道部の一人ひとりが担ってきたものです。先鋒から大将までの5人に名前が並ぶまでに、何人が面を合わせたでしょうか。名前が出ない人こそ、この夏をつくってきた人たちです。
学校概要
磐田東
- 正式名称
- 磐田東高等学校(磐田東中学校・高等学校)
- 読み
- いわたひがし
- 設置区分
- 私立(男女共学)。1984年から男子生徒を受け入れる併設型中高一貫校
- 所在地
- 静岡県磐田市見付180-5
- 沿革
- 1959年に高等学校が開校。2003年に中学校が開校し、中高一貫教育を行う。
- 校訓・理念
- 校訓は「中庸の道」。中国古典『中庸』に由来し、「中」は正しく偏らないこと、「庸」は常に変わらないことを意味する
- 学科
- 普通科(特別選抜コース・総合進学コース・未来探求コース)
- 剣道部
- 2025年の第72回全国高等学校剣道大会(広島)で男子団体を制し、同校初のインターハイ優勝を果たした。今大会は男子団体には出場しておらず、静岡県の男子団体代表は浜名。Notionの校別ページによれば静岡県予選決勝で浜名に敗れたためで、今大会は女子団体・男子個人(冨樫遵乃介選手)・女子個人(田中萌心選手)に出場する。学校としてはサッカーの名門でもあり、伊藤洋輝選手(FCバイエルン・ミュンヘン)らを輩出している。
- 備考
- 前回大会の男子団体優勝校だが、今大会は女子団体と男女個人での出場
明豊
- 正式名称
- 明豊高等学校(明豊中学校・高等学校)
- 読み
- めいほう
- 設置区分
- 私立(男女共学)
- 所在地
- 大分県別府市野口原3088番地
- 沿革
- 1908年4月12日、豊州女学校として開校。1999年4月に現在の形態となり、2001年4月に別府大学附属高等学校を運営していた学校法人別府大学と、明星中学・高等学校を運営していた学校法人明星学園の合併によって発足した。
- 学科
- 普通科(特別進学クラス・高大連携クラス・体育専攻クラス)、衛生看護科、通信制普通科
- 剣道部
- 今大会は男子団体・女子団体・男子個人・女子個人の全4区分に大分県代表として出場する(男子団体はKリーグ)。男子個人は伊藤光佑選手(3年・二段)と矢野昊雅選手(3年・二段)、女子個人は渡邊愛菜選手(3年・二段)。学校としては野球部が全国的に知られる。
- 備考
- 矢野昊雅選手は公開資料のOCRで「奨雅」と誤読される例があるが、大分県高体連の公式資料では「昊雅」が正しい表記(Notionページによる)
長崎東
- 正式名称
- 長崎県立長崎東高等学校(長崎県立長崎東中学校・高等学校)
- 読み
- ながさきひがし
- 設置区分
- 長崎県立(男女共学)。2004年から中学校を併設する中高一貫校
- 所在地
- 長崎県長崎市立山5丁目13番1号
- 沿革
- 1948年11月1日、長崎中学校・長崎高等女学校・瓊浦高等学校・長崎市立高等女学校の4校が統合されて発足。1976年に立山地区へ移転し、2004年に中学校を併設した。
- 校訓・理念
- 校訓は制定しておらず、スローガン「ここに集え!憧れを抱く者 志に燃える者 ともによき世を創るために」と、学校教育目標「一人ひとりの生徒が輝く『日本一の学校づくり』」を掲げる
- 学科
- 普通科、国際科(2015年新設)
- 剣道部
- 玉竜旗高校剣道大会の男子で1970年・1972年・1980年に優勝している。今大会は女子団体で長崎県代表として出場する。
- 備考
- 玉竜旗の優勝はいずれも男子。今大会の出場は女子団体のみ
・全国高校総体剣道大会 公式サイト(大会速報) ↗
・Let's Kendo 【組合せ】8/2〜5 第73回全国高校剣道大会・奈良インターハイ2026 ↗
・Wikipedia 全国高等学校剣道大会(歴代優勝校・大会規定) ↗
・Wikipedia 玉竜旗高校剣道大会 ↗
・Notion 出場校ライブラリ 磐田東高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 明豊高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 長崎東高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Wikipedia 磐田東中学校・高等学校 ↗
・Wikipedia 明豊中学校・高等学校 ↗
・明豊中学校・高等学校 公式サイト ↗
・Wikipedia 長崎県立長崎東中学校・高等学校 ↗
どの事実がどの出典によるか
- リーグ編成(磐田東・明豊・長崎東)、第四試合場、各校の個人戦出場者、決勝トーナメントでのP対Oの対戦は data/2026/kumiawase.json および data/2026/league_briefs.json(公式PDF由来)
- 今大会の男子団体に磐田東がおらず、静岡県の男子団体代表が浜名(男子Oリーグ)であることは data/2026/kumiawase.json の男子団体リーグ編成で確認
- 磐田東が2025年第72回大会(広島)の男子団体優勝校(初優勝)であることは Wikipedia『全国高等学校剣道大会』の歴代優勝校一覧
- 磐田東が静岡県予選決勝で浜名に敗れたことは Notion 校別ページ(Let's Kendo の組合せ・みどころ記事を出典として記載)
- 各校の正式名称・設置区分・所在地・読み・出場区分は Notion『2026インターハイ 剣道 出場校ライブラリ』の校別ページ
- 予選リーグは3チーム1組で各組上位1チーム・計16チームが決勝トーナメントに進出すること、勝点・勝者数・取得本数が並べば代表戦で決着することは Wikipedia『全国高等学校剣道大会』の大会規定
- 磐田東の創立年・校訓『中庸の道』・コース・著名な出身者はWikipedia
- 明豊の創立年(1908年 豊州女学校)・2001年の法人合併・学科はWikipedia。所在地は同校公式サイトおよびWikipedia
- 長崎東の統合による創立(1948年・4校統合)・移転・学科・スローガン・学校教育目標、および玉竜旗男子優勝(1970年・1972年・1980年)はWikipedia。玉竜旗の優勝年は『玉竜旗高校剣道大会』の記事でも確認
- Oリーグの左沢が1992年・1998年にインターハイ女子団体を制していることは Wikipedia『全国高等学校剣道大会』の女子団体歴代優勝校一覧
- 校名の読みは Notion 出場校ライブラリの読み方欄。選手名の読みは未確認のためふりがなを付していない
- ※大会前のため、試合の攻防・勝敗・順位は一切記述していない。組合せから読み取れる事実と既報の実績のみ
- ※『元王者対決』は両校がそれぞれのリーグを突破した場合に成立する可能性の話であり、対戦が確定したものではない
- ※明豊の剣道部の全国大会実績については、確認できる公開情報が得られなかったため記載していない
- ※Let's Kendo の奈良インターハイ組合せ記事には女子団体の各リーグ個別のみどころ記述が確認できなかったため、本記事では引用していない
※実況・解説の掛け合いは、上記の事実に基づいて構成したAI演出コンテンツです。大会前のため試合の攻防・勝敗は一切描写していません。読み・表記に誤りがあればご容赦ください。