近畿対決に東北の刺客!Eリーグ男子団体
第二試合場のEリーグは、1873年に比叡山上で創立された天台宗の学校・比叡山(滋賀)、青森県屈指の強豪で今春の全国選抜剣道大会(光陵杯)準優勝の五所川原第一、そして開催地・奈良から出場する奈良育英の3校。男子団体48校のうち同一県から2校が出場するのは開催地の奈良県だけで、奈良育英はその2校目にあたる。3校総当たりで各校2試合、決勝トーナメントに進めるのは1校のみ。近畿勢2校がぶつかる組でもある。
この組の3校
- 比叡山滋賀県男子団体男子個人女子個人男子個人: 木下 智貴選手(3年) / 女子個人: 山田 咲希選手(3年)
- 五所川原第一青森県男子団体男子個人男子個人: 髙間 慎平選手(3年)、成田 龍飛選手(3年)
- 奈良育英奈良県男子団体女子団体女子個人女子個人: 髙間 咲良選手(3年)、榎本 景香選手(3年)
突破した1校は決勝トーナメント1回戦でFリーグの勝者(金沢桜丘(石川)、郁文館(東京)、城北(徳島))と対戦します。
みどころ
3校総当たり・突破は1校
予選リーグは3校による総当たりで、各校が2試合を戦う。団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人制で、勝者数、並んだ場合は取得本数で優劣を決する。前回大会の公式速報でも「3(6)-1(2)」のように勝者数と本数が併記された。決勝トーナメントに進めるのは各リーグ1校だけで、2試合のうち1つでも取りこぼせば夏が終わる。Eリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でFリーグの勝者と対戦する。
48校中ただ1県の2枠——開催地・奈良の2校目
男子団体は16リーグ×3校の計48校。組合せを見ると、同じ都道府県から2校が名を連ねているのは奈良県だけで、開催地枠が上乗せされている。その2校のうち奈良大附属はIリーグ、奈良育英はここEリーグに振り分けられ、地元勢は別々の組で決勝トーナメントを目指すことになった。Let's Kendoの組合せ記事も奈良育英を「近畿大会三位で開催地の奈良から出場を決めた」と紹介している。地元の応援を最も近くで受ける立場だ。
1873年創立、比叡山上から来た剣道部
比叡山高等学校は1873年(明治6年)、比叡山上に「天台総黌」として創立された天台宗系の学校で、現在は学校法人延暦寺学園が運営する大津市坂本の私立校。校訓は伝教大師・最澄の言葉に由来する「照于一隅」「能行能言」「忘己利他」である。剣道部はインターハイ出場9回、全国選抜大会出場6回、近畿大会出場30回を数え、玉竜旗ベスト32の記録も持つ。部の方針は「剣道の理念である人間形成に重きをおいて活動」し、基本稽古に多くの時間を充てること。今大会は近畿大会ベスト8から勝ち上がってきた。
近畿対決——比叡山と奈良育英
比叡山(滋賀)と奈良育英(奈良)は、ともに近畿地区を勝ち抜いてきた2校である。Let's Kendoの組合せ記事も「地元の応援を受ける奈良育英と比叡山の近畿対決」と、この一戦を見どころに挙げた。奈良育英は1916年(大正5年)、藤井高蔵・ショウ夫妻が奈良市花芝町に私立育英女学校として創立した学園を源流とし、1948年に男女共学の奈良育英高等学校となった。建学の精神は「完全なる人格の育成」。今大会は男子団体・女子団体・女子個人の3区分に出場する。
光陵杯準優勝——五所川原第一、25人の東北勢
青森県五所川原市の私立・五所川原第一(学校法人舘田学園、通称「五所一」)は、今春4月の第15回光陵杯争奪全国選抜剣道大会で男子団体準優勝。決勝は0-1で秋田商業に屈した。6月の第72回東北高校剣道選手権では男子団体第3位、県総体は男子団体第1位(2年ぶり8回目)で個人も1位・2位を独占している。部員は25名(1年11・2年4・3年10)で、「剣道は人づくり」を不変の信条に掲げる。男子個人に出場する成田龍飛選手はインターハイ個人3年連続出場、髙間慎平選手は東北大会個人ベスト8。
その先に待つFリーグ
Eリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦で同じ第二試合場のFリーグ勝者と当たる。Fリーグは金沢桜丘(石川)、郁文館(東京)、城北(徳島)の3校で、郁文館は今年の東京都予選を制し、昨年度は全国選抜の都予選も勝ち抜いている。城北は徳島県総体で団体・個人を独占し四国大会でも上位。北信越の金沢桜丘も含め、いずれも各地区を勝ち抜いた実力校である。E・Fともに大会初日から2試合を戦い抜いた上での対戦になる。
実況中継「近畿対決に東北の刺客!Eリーグ男子団体」
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
堂島 厳
剣持 翔
出場校・選手へのエール
比叡山上に始まった学び舎から降りてくる比叡山は、木下智貴選手・山田咲希選手を個人に送り出します。青森から来る五所川原第一は、髙間慎平選手と成田龍飛選手を先頭に「剣道は人づくり」を掲げて奈良へ。開催地の奈良育英は、髙間咲良選手・榎本景香選手とともに、地元の声援を最も近くで受けて畳に立ちます。三校が同じ一枠を追い、リーグ戦である以上、二校は必ず涙をのむ。それでも、ここに辿り着くまでに積み上げた一本は誰にも奪えません。勝てとは言いません。磨いてきたものを、この夏の奈良で出しきってください。
名前の出ていない選手・部員へ
比叡山の男子部員は十五人、五所川原第一は二十五人。団体戦の畳に立てるのは、そのうち五人だけです。奈良育英も同じで、地元の声援は五人だけに向くわけではありません。メンバー表に載らなかった部員、朝から防具を並べたマネージャー、引退して次の道へ向かった先輩——その全員の稽古が、五人の間合いを作りました。忘己利他を掲げる比叡山、人づくりを信条とする五所川原第一、完全なる人格を掲げる奈良育英。名の出ない人にも拍手を。
学校概要
比叡山
- 正式名称
- 比叡山高等学校
- 読み
- ひえいざん
- 設置区分
- 私立(男女共学)。学校法人延暦寺学園が運営する天台宗系の学校
- 所在地
- 滋賀県大津市坂本4-3-1
- 沿革
- 1873年(明治6年)、比叡山上に「天台総黌」として創立。1879年に中学校化され比叡山と東京に分設、1888年に比叡山上に初の校舎を建設した。1947年の学制改革で新制中学校を設置、1948年に高等学校を設置し女子部を開設。1951年以降に学校法人化された。
- 校訓・理念
- 伝教大師(最澄)の言葉に基づく「照于一隅」「能行能言」「忘己利他」
- 学科
- 普通科(Actコース・Brightコース・Crestコース)
- 剣道部
- インターハイ出場9回、全国選抜大会出場6回、近畿大会出場30回、近畿選抜大会出場8回、玉竜旗ベスト32。部員は男子15名(1年4・2年5・3年6)、女子11名(1年3・2年1・3年7)。「剣道の理念である人間形成に重きをおいて活動」を掲げ、基本稽古に多くの時間を充てる。練習試合では「交剣知愛」を大切にしている。女子は2025滋賀国スポ強化拠点校。今大会は近畿大会ベスト8から出場。
- 備考
- 今大会は男子団体・男子個人・女子個人の3区分に出場
五所川原第一
- 正式名称
- 五所川原第一高等学校
- 読み
- ごしょがわらだいいち
- 設置区分
- 私立(男女共学)。学校法人舘田学園。通称「五所一(ごしょいち)」
- 所在地
- 青森県五所川原市
- 沿革
- 1948年設立。1949年に五所川原家政学院となり、のち学校法人舘田学園のもとで現校名に改称、普通科の設置と男女共学化を経て現在に至る。通信制課程も併設している。
- 学科
- 全日制課程のほか通信制課程を併設
- 剣道部
- 「剣道は人づくり」を不変の信条とし、東北大会・全国大会入賞を目標に掲げる。部員25名(令和8年4月20日現在、1年11・2年4・3年10)。令和8年度青森県高校総体 男子団体第1位(2年ぶり8回目)、男子個人1位 成田選手・2位 髙間選手。第72回東北高校剣道選手権大会 男子団体第3位(個人は髙間選手ベスト8、成田選手ベスト16)。令和8年4月の第15回光陵杯争奪全国選抜剣道大会 男子団体準優勝(決勝0-1で秋田商業)。令和7年度県新人大会 男子団体優勝(3年ぶり7回目)。令和5年度の北海道・帯広インターハイでは男子団体で予選リーグ1勝1敗。成田龍飛選手はインターハイ個人3年連続出場。
- 備考
- 今大会は男子団体・男子個人の2区分に出場
奈良育英
- 正式名称
- 奈良育英高等学校
- 読み
- ならいくえい
- 設置区分
- 私立(男女共学)。学校法人奈良育英学園
- 所在地
- 奈良県奈良市
- 沿革
- 1916年(大正5年)、藤井高蔵・ショウ夫妻が奈良市花芝町に私立育英女学校を創立。1923年に現在地へ校舎を新築移転し奈良育英高等女学校を設立。1947年の学制改革で中学を併設し男女共学化、1948年に学校法人奈良育英学園に改称して高等学校を設置、奈良育英高等女学校を統合した。1953年に幼稚園、1956年に小学校、1983年に育英西中学・高等学校を設置している。
- 校訓・理念
- 建学の精神は「完全なる人格の育成」。創設者・藤井高蔵の「人は誠をもって世に立つべきである」という想いに基づく
- 学科
- 普通科
- 剣道部
- 2026年(令和8年度)の奈良県予選を勝ち抜き、男子団体・女子団体でインターハイ出場。Let's Kendoの組合せ記事では「近畿大会三位で開催地の奈良から出場を決めた」と紹介されている。女子個人には髙間咲良選手・榎本景香選手が出場。学校公式の部活動記録には2025年の総体県予選男子個人戦優勝、2024年のインターハイ出場決定などが並ぶ。
- 備考
- 今大会の開催地・奈良県の出場校。神戸市の育英高等学校(Iリーグ)とは別の学校
・全国高校総体剣道大会 公式サイト(大会速報) ↗
・Let's Kendo 【組合せ】8/2〜5 第73回全国高校剣道大会・奈良インターハイ2026 ↗
・Notion 出場校ライブラリ 比叡山高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 五所川原第一高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 奈良育英高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・比叡山中学校・高等学校 剣道部 ↗
・Wikipedia 比叡山中学校・高等学校 ↗
・五所川原第一高等学校 剣道部 公式ページ ↗
・Wikipedia 五所川原第一高等学校 ↗
・奈良育英学園 育英学園の歩み ↗
・奈良育英中学校・高等学校 高校剣道部アーカイブ ↗
・第72回全国高等学校剣道大会(2025広島) 大会速報 ↗
どの事実がどの出典によるか
- リーグ編成(比叡山・五所川原第一・奈良育英)、第二試合場、各校の個人戦出場者、決勝トーナメントでのE対Fの対戦は data/2026/kumiawase.json および data/2026/league_briefs.json(公式PDF由来)
- 『男子団体48校のうち同一県から2校出場するのは奈良県のみ』は data/2026/league_briefs.json の男子団体16リーグ全48校の都道府県を集計して確認した
- 『近畿大会三位の奈良育英』『東北大会三位・五所川原第一』『近畿大会ベスト8で比叡山』『近畿対決』は Let's Kendo の奈良インターハイ組合せ記事のみどころ欄
- 各校の正式名称・設置区分・所在地・読み・出場区分は Notion『2026インターハイ 剣道 出場校ライブラリ』の校別ページ
- 比叡山の剣道部実績(インターハイ9回・全国選抜6回・近畿30回・玉竜旗ベスト32)と部員数・指導方針は同校公式サイトの剣道部ページ。創立年(1873年 天台総黌)・沿革・校訓・学科・所在地はWikipedia『比叡山中学校・高等学校』
- 五所川原第一の光陵杯準優勝(決勝0-1秋田商業)、東北大会3位、県総体優勝、部員25名、信条『剣道は人づくり』、成田選手の3年連続個人出場は同校剣道部公式ページ。学校法人舘田学園・通称『五所一』はWikipediaおよびNotion校別ページ
- 奈良育英の創立年(1916年)・沿革・建学の精神は学校法人奈良育英学園の公式『育英学園の歩み』。剣道部の近年の受賞歴は同校公式サイトの高校剣道部アーカイブ
- 団体戦の5人制および勝者数(本数)による判定は、2025年広島大会の公式速報サイトのスコア表記(例: 3(6)-1(2))に基づく
- 校名の読みは Notion 出場校ライブラリの読み方欄。選手名の読みは未確認のため、ふりがなは付していない
- ※大会前のため、試合の攻防・勝敗・順位は一切記述していない。組合せから読み取れる事実と既報の実績のみ
- ※奈良育英の男子団体が県予選で何位だったかは有料記事のため未確認。開催地枠の内訳には踏み込んでいない
※実況・解説の掛け合いは、上記の事実に基づいて構成したAI演出コンテンツです。大会前のため試合の攻防・勝敗は一切描写していません。読み・表記に誤りがあればご容赦ください。