選抜王者襲来!男子団体Aリーグ
第一試合場の開幕を飾るAリーグは、2026年3月の全国高等学校剣道選抜大会で初優勝を飾ったばかりの現・春の全国王者、日章学園(宮崎)が登場する組。ここに1979年のインターハイ男子団体を制した旧鹿児島商工——現在の樟南(鹿児島)、そして剣道を校技に掲げるつくばの中高一貫校・茗溪学園(茨城)が同居した。3校総当たりで各校2試合、決勝トーナメントに進めるのは1校のみ。今大会の第1号がこのリーグから生まれる。
この組の3校
- 樟南鹿児島県男子団体女子団体
- 茗溪茨城県男子団体
- 日章学園宮崎県男子団体男子個人男子個人: 太田 琉生選手(3年)
突破した1校は決勝トーナメント1回戦でBリーグの勝者(鎌倉学園(神奈川)、高知(高知)、佐野日大(栃木))と対戦します。
みどころ
3校総当たり・突破は1校
予選リーグは3校による総当たりで、各校が2試合を戦う。団体戦は先鋒・次鋒・中堅・副将・大将の5人制で、勝者数、並んだ場合は取得本数で優劣を決する。前回大会の速報でも「3(6)-1(2)」のように勝者数と本数が併記された。決勝トーナメントに進めるのは各リーグ1校だけで、2試合のうち1つでも取りこぼせば夏が終わる。Aリーグを突破した1校は、決勝トーナメント1回戦でBリーグの勝者と対戦する。
春の全国王者・日章学園がここにいる
宮崎市の私立・日章学園は、2026年3月に愛知・春日井市総合体育館で行われた第35回全国高等学校剣道選抜大会の男子団体で優勝した、現在の春の全国王者である。決勝は東福岡に3-1、全日本剣道連盟の大会結果でも準優勝・東福岡、第三位・長崎南山と記録されている。同校にとっては選抜大会初優勝だった。今大会は男子団体に加え男子個人にも太田琉生選手(3年・三段)が出場する。部のスローガンは「継続は力なり」、正攻法の剣風と生涯剣道を掲げる。
1979年の日本一・樟南、旧名は鹿児島商工
鹿児島市武岡の私立・樟南高等学校は、1994年までの校名を鹿児島商工といった。その鹿児島商工時代の1979年、第26回インターハイ男子団体で全国優勝を果たしている。1982年の第29回大会でも第3位に入った古豪だ。学校公式の紹介では男子剣道部は「県内屈指の強豪」でスローガンは「己に克つ!」、女子剣道部は2025年3月の全国高校選抜大会で鹿児島県勢初の日本一に輝いた。今大会も男子団体・女子団体の2区分で奈良に乗り込む。
剣道が「校技」の学校・茗溪学園
茨城県つくば市の茗溪学園は、筑波大学・東京教育大学の同窓会である茗渓会が1979年に教育実験校として設立した中高一貫校。英国のパブリックスクールをロールモデルとし、男子はラグビー、女子は剣道を「校技」として全校生徒が体育の授業で継続的に取り組む。その学校が今回、男子団体で全国の舞台に立つ。2026年の茨城県予選では男子団体優勝、男子個人でも阿部峻平選手・神賀順道選手が県ベスト8に入った。
九州の2校が初日で潰し合う
Aリーグの3校のうち2校——樟南(鹿児島)と日章学園(宮崎)——は、いずれも九州の学校である。全国大会の初日、しかも予選リーグという最も早い段階で、九州の代表同士が直接ぶつかる組合せになった。Let's Kendoのみどころでも日章学園は九州大会三位、後方に宮崎選手・倉部選手、長身の太田選手を個人でも送り込むチームバランスの良さが指摘されている。全国王者と、かつての全国王者。九州対決が1枠を分ける可能性がある。
勝者を待つのは関東・四国のBリーグ
Aリーグを突破した1校が決勝トーナメント1回戦で当たるのはBリーグの勝者。Bリーグには関東王者と評される佐野日大(栃木)、約52年ぶりのインターハイ出場を決めた鎌倉学園(神奈川)、そして高知(高知)が入っている。九州・関東・四国が交錯する山であり、Aを勝ち上がった側は初戦から関東の重量級と当たる可能性が高い。予選リーグの2試合で消耗を抑えられるかどうかも、その先を左右する。
実況中継「選抜王者襲来!男子団体Aリーグ」
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
剣持 翔
堂島 厳
剣持 翔
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
咲間 ひかり
堂島 厳
剣持 翔
出場校・選手へのエール
鹿児島商工の名で全国の頂に立った日々を継ぐ樟南、剣道を校技として全校で竹刀を握ってきた茗溪学園、春の全国王者として個人にも太田琉生選手を送り出す日章学園。歩んできた道はまるで違うのに、三校は同じ一枠へ向かって同じ畳に立ちます。リーグ戦である以上、二校は必ず涙をのむ。それでも奈良に辿り着くまでに重ねた朝稽古の一本一本は、結果がどうであれ誰にも奪えません。勝てとは言いません。三年間積み上げてきたものを、この夏の空気の中で出しきってください。三校の挑戦そのものに、心からの拍手を送ります。
名前の出ていない選手・部員へ
団体戦は先鋒から大将までの五人。樟南、茗溪学園、日章学園——三校とも、その五つの座に座れなかった部員が必ずいます。稽古で打たれ役を務めた同期、防具を運び記録を取ったマネージャー、後輩に技を残して引退した先輩。全校で竹刀を握る茗溪学園も、男女二区分を送る樟南も、正しい基本を積み上げてきた日章学園も、部の厚みがそのまま五人の背中になっています。名前が読み上げられなかったあなたの一本も、この夏の畳に確かに含まれています。
学校概要
樟南
- 正式名称
- 樟南高等学校
- 読み
- しょうなん
- 設置区分
- 私立(学校法人時任学園)
- 所在地
- 鹿児島県鹿児島市武岡1丁目120番1号
- 沿革
- 1883年に安藤令三郎が「博約義塾」を創立。1916年に博約鉄道学校、1925年に鹿児島鉄道学校、1950年の学制改革で鹿児島鉄道高等学校、1960年に鹿児島商工高等学校と改称し、1994年に現在の樟南高等学校となった。
- 校訓・理念
- 校訓は「進取・友愛・誠実」
- 学科
- 普通科(文理・英数・未来創造コース)、商業科(資格キャリア・特進ビジネスコース)、工業科(機械工学・電気工学・自動車工学コース)
- 剣道部
- 鹿児島商工時代の1979年、第26回インターハイ男子団体で優勝。1982年の第29回大会では第3位。学校公式サイトでは男子剣道部は「県内屈指の強豪」と紹介され、スローガンは「己に克つ!」、インターハイ制覇を目標に掲げる。女子剣道部は2025年3月の全国高校選抜大会で優勝し、鹿児島県勢初の日本一と報じられた(猪俣征子監督)。今大会は男子団体・女子団体の2区分に出場。
- 備考
- 神奈川県の湘南高校とは無関係。読みは「しょうなん」だが漢字は「樟南」
茗溪
- 正式名称
- 茗溪学園高等学校
- 読み
- めいけいがくえん
- 設置区分
- 私立(学校法人茗溪学園)。中高一貫校
- 所在地
- 茨城県つくば市
- 沿革
- 1979年4月、筑波研究学園都市に教育実験校として開校。設立母体は筑波大学・東京教育大学の同窓会である「茗渓会」。開校当初は全寮制だった。
- 校訓・理念
- 建学の理念として「正しい選択力と決断力、たくましい実行力、そして豊かな心を大切にした、全人的・総合的な教育」を掲げる
- 学科
- 普通科(中高一貫)
- 剣道部
- 同校は英国のパブリックスクールをロールモデルとし、男子はラグビー、女子は剣道を「校技」に位置づけ、中学1年から高校3年まで全生徒が体育の授業で継続的に取り組む(高3は選択制)。毎年3月に校技大会を開催。2026年の茨城県高等学校総合体育大会(インターハイ県予選)で男子団体優勝、男子個人は阿部峻平選手・神賀順道選手が県ベスト8、女子団体は県第3位。
- 備考
- 組合せ表の表記は「茗溪」、正式名称は「茗溪学園高等学校」。通称は「茗溪(めいけい)」
日章学園
- 正式名称
- 日章学園高等学校
- 読み
- にっしょうがくえん
- 設置区分
- 私立
- 所在地
- 宮崎県宮崎市
- 剣道部
- 2026年3月、第35回全国高等学校剣道選抜大会(愛知・春日井市総合体育館)の男子団体で初優勝。決勝は東福岡に3-1、第三位は長崎南山と育英だった。学校公式サイトの部紹介ではスローガンに「継続は力なり」を掲げ、「日々の稽古を続け、正しい基本を身に付ける」「正攻法の剣風、生涯剣道を目標とする」を指導方針とする。試合場2面・冷暖房完備、国産杉材100%の床板と床下ゴムマウントを備えた道場を持つ。令和元年に全国高校総体男子団体ベスト8、平成30年に全国高校総体女子個人3位(池田仁美)。
- 備考
- 今大会は男子団体・男子個人に出場。女子での出場は確認できなかった
・全国高校総体剣道大会 公式サイト(大会速報) ↗
・Let's Kendo 【組合せ】8/2〜5 第73回全国高校剣道大会・奈良インターハイ2026 ↗
・Let's Kendo 【日章学園 初優勝!女子 白百合学園V】3/26〜28 第35回全国高校剣道選抜大会2026 ↗
・全日本剣道連盟 第35回全国高等学校剣道選抜大会 ↗
・Notion 出場校ライブラリ 樟南高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 茗溪学園高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Notion 出場校ライブラリ 日章学園高校剣道部の歴史と活躍まとめ ↗
・Wikipedia 樟南高等学校 ↗
・KENDO PARK 完全保存版!剣道のインターハイ歴代結果一覧 ↗
・FNNプライムオンライン 鹿児島県勢初の日本一 樟南高校女子剣道部の強さの秘密とは ↗
・茗溪学園中学校高等学校 学園紹介 ↗
・茨城県高体連剣道専門部 令和8年度全国予選結果 ↗
・日章学園高等学校 剣道部 ↗
・第72回全国高等学校剣道大会(2025広島) 大会速報 ↗
どの事実がどの出典によるか
- リーグ編成(樟南・茗溪・日章学園)、第一試合場、太田琉生選手の男子個人出場、決勝トーナメントでのA対Bの対戦は data/2026/league_briefs.json および data/2026/kumiawase.json(公式PDF由来)
- 『選抜王者・日章学園』『関東大会二位の茗渓学園』『昭和の時代は鹿児島商工で名をあげ樟南に名称をかえてもつづく伝統的強豪校』はLet's Kendoの奈良インターハイ組合せ記事のみどころ欄
- 各校の正式名称・設置区分・所在地・読み・出場区分は Notion『2026インターハイ 剣道 出場校ライブラリ』の校別ページ
- 日章学園の第35回全国高等学校剣道選抜大会(2026年3月)男子団体優勝、決勝3-1東福岡、第三位長崎南山は全日本剣道連盟の大会結果ページおよびLet's Kendoの大会結果記事で相互確認。『初優勝』はLet's Kendo記事の甲斐監督コメントに基づく
- 日章学園の道場設備・スローガン・過去の全国成績は同校公式サイトの剣道部ページ
- 樟南の創立年・校名変遷(博約義塾→鹿児島商工→樟南)・校訓・学科・所在地はWikipedia『樟南高等学校』
- 鹿児島商工の第26回(1979年)インターハイ男子団体優勝および第29回(1982年)第3位は、インターハイ剣道歴代優勝校一覧(KENDO PARK)に基づく。なお別の歴代一覧サイトでは1988年(第35回)の優勝も記載されているが、複数ソースで一致しなかったため本稿では1979年の優勝のみを記述した
- 樟南女子剣道部の2025年全国選抜優勝(鹿児島県勢初)はFNNプライムオンラインの報道およびNotion校別ページ
- 茗溪学園の1979年開校・茗渓会による設立・建学の理念・男子ラグビー/女子剣道の校技は同校公式サイトの学園紹介ページ
- 茗溪学園の2026年茨城県予選成績は茨城県高体連剣道専門部の全国予選結果(Notion校別ページ経由で確認)
- 団体戦の5人制および勝者数(本数)による判定は、2025年広島大会の公式速報サイトのスコア表記(例: 3(6)-1(2))に基づく
- 校名の読みは Notion 出場校ライブラリの読み方欄。選手名の読みは未確認のため音声では姓のみ読む運用とする
- ※大会前のため、試合の攻防・勝敗・順位は一切記述していない。組合せから読み取れる事実と既報の実績のみ
※実況・解説の掛け合いは、上記の事実に基づいて構成したAI演出コンテンツです。大会前のため試合の攻防・勝敗は一切描写していません。読み・表記に誤りがあればご容赦ください。